Confluence, Qiita:Team 解約 -> ドキュメントのアーカイブ作業の記録

いくつかの SaaS のサービス解約を行うことになり、ドキュメントのアーカイブ作業を行ったので、そのメモです。主に以下の作業を行いました。

  • Confluence -> GitHub Wiki 移行
  • Qiita:Team 上の情報の HTML 化

Confluence -> GitHub Wiki 移行

Confluence 上の情報の markdown

Confluence の情報は、設定から Export すると、「PDF」「XML」「HTML」の形式が選べます。ただ、GitHubWiki 等に移行したい場合は、 markdown 形式である必要があるため、もうひと手間必要になります。そこでこのツールを使いました。

k-anz/confluence-to-markdown: Confluence to Markdown converter which is actually working forked from meridius/confluence-to-markdown

pandoc を使って、Confluence の情報を markdown へと変換してくれます。おおもとのツールを動かしてみたら、オプションの関係でうまく動かなかったので、fork していくつかオプションをコメントアウトし、一旦動く状態にしました。

markdownGitHub Wiki にアップロードする

GitHub Wiki は git リポジトリとして clone できるので、

git clone https://github.com/YOUR_USERNAME/YOUR_REPOSITORY.wiki.git

して、markdown ファイルを一通り add し、master(今どきは main?) ブランチへ commit すれば完了です。これで一応読める状態の Wiki が完成します。いくつか画像等がリンク切れする部分が出てきてしまったのですが、一斉置換して手直ししたらなんとかなりました。

Qiita:Team 上の情報の HTML 化

Qiita:Team については、HTML としてアーカイブを残すことになりました。

k-anz/quiita-team: Qiita Team JSON to HTML forked from okaxaki/quiita-team

このツールが作られた当時は、Qiita:Team から Export される JSON ファイルは 1ファイルの巨大な JSON だったようなのですが、2020年12月現在では 3ファイル (articles, groups, projects) に分かれて Export されるようになっていました。

なので、これも fork して 3ファイル分読み込み処理が走るよう修正し、一旦動く状態にしました。

なかなか解約作業をやる機会も少ないとは思いますが、必要がある方は参考にしてみてください。