出産育児のここまでを振り返り

振り返り

子どもが生まれてもうすぐ4ヶ月、保育園入園&復職の日取りも決まったので、一度ここまでを振り返ろうと思います。

出産〜退院

出産予定日当日の午前0時すぎに自宅で破水。おろおろしながらタクシーで産院に行って、深夜に麻酔処置をしてもらい無痛分娩にて出産をしました。日中の計画分娩でしか無痛分娩の対応ができない病院も多いなか、私の出産したクリニックは24時間365日無痛分娩対応が可能だったので、深夜の入院でも安心してお産に臨むことができました。

お産には16時間半ほどかかり、産まれたのは17時近くなった頃でした。

誕生の喜びもつかの間、出生後、子がミルクを飲めず嘔吐が続いてしまい、点滴をともなう治療が必要とのことで、産まれた翌日に子どもだけ別の大学病院に搬送されました。命に別状はなかったものの、子はNICUに入りしばらく入院することに。(結局退院できたのは生後13日目でした。)

子が別の病院に搬送されたことで、私は「子が不在のまま産院に入院している」という状態になったのですが、これがメンタル的にかなりつらかったです。自分の子どもの写真や動画を見返しては泣き、新生児室から聞こえてくるほかの赤ちゃんの声を聞いては自分の子どもに会えない寂しさで泣き、身体があちこち痛くて泣き、母乳を出すためにとにかくマッサージを定期的にやり、あとは痛み止めを飲んでこんこんと眠る、という入院生活でした。ボロ泣きしているときに育児用ミルクの会社の営業さんが病室を訪ねてきて、ぎょっとしたような顔で帰っていったのも今となっては良い思い出(?)です。

もともと、自身の強い希望で入院の部屋は個室にしていたのですが、これが大部屋でカーテン隔ててすぐ隣に別の母子のいる環境だったらいよいよ気持ちがもたなかったと思うので、個室にしておいて本当に良かったです。

私は産後3日目に退院。本来なら赤ちゃんと一緒に帰るはずだった部屋で夫とふたり過ごすのは、寂しく、そしてなんだかぎこちない雰囲気でした。そこからしばらくは、自宅で自身の身体の療養をしつつ、子どもの入院している大学病院に面会で通い、授乳や沐浴の指導を受ける日々でした。

産後13日目に、待望の子の退院の日を迎え、そこから怒涛の育児生活がスタートしました。

育児

NICU 入院などもあったので経過が心配だったのですが、幸い子どもは元気に育っています。生後弱々しく嘔吐していた姿とは別人なのでは?と思うくらい、いまは力強くミルクを飲み、ぐんぐんと大きくなっています。

(腕がコッペパンみたいになった)

産後1〜2ヶ月はやはりものすごく大変だったし、精神的に落ちこむこともありましたが、今は育児がけっこう楽しいです。

出産前は、いろいろな方から「育児は大変だ」「全然眠れないぞ」「自分の時間がなくなる」などと言われていたことから、育児をちゃんとやっていけるか本当に不安で、早々に音を上げる自分の姿ばかり想像して暗い気持ちになることもありました。また、妊娠前の私は、趣味(主にスキー)にかなりの時間とお金を捧げていたので、育児に専念する生活をちゃんと楽しめるだろうか?という点で、若干の不安を感じていました。

でも実際、子どもが産まれて育ててみると(自分の時間が取りにくくなるのも、子どもを育てることが大変なのも、育児の先輩方の言う通りではあったのですが)それ以上に、日々子どもの成長を見守っていくのが本当に幸せです。

とはいえ、やはり趣味は続けたい気持ちもあり。いつか家族で冬のレジャーとしてスキー場には行けたら良いなあとは思っています。まずは雪遊び、そり遊びからかなあ。

復職

どのタイミングで復職するかは産前からかなり悩んだところだったのですが、子どもの保育園の入園も決まり、今年の5月から復職する予定です。

離乳食開始、慣らし保育、復職と、何かと忙しい春になりそうですが、倒れない程度に頑張ってやって行きたいと思います。